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闇の機神将


黄金の番人をボッコボコ(フレンドのクロのすけさん効果で16コンボ)



ダブミスが足りないと言えば進化ラッシュへ向かい(ゲリラのなんて時間が合わない)



ついに三つ目の起動キーとなるヴィズアースガルを手に入れた…

ついに、この時が…






お気に入りの旗が目に染みる…



たーたたたた…


否!



闇の機神将 ハイスフェルゼン

スーパーロボット大戦PD始動!
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闇の機神将(予告)

ダダンダッダダン



ダダンダッダダン



ダーダーダッ

セルフネガキャン!

6月ももうすぐ終わります…

映画の公開があったから、なんだかラブライブラブライブしてた(前から)

今日で3週目だけれど、トータルで何回観るかなんて言えない…

ラブライブの事を書けば、自分のnegative campaign(最近の予測変換ってやつは…)になる。

でも、書くのです、好きだから(*´-`)


帰って来たゴーレム道場!?

こんばんは(*´-`)

覚えているだろうか…

伝説のデザイナーにして伝説のブロガーひげりん様の伝説の企画、ゴーレム道場。
(私は参加していません)

三体の究極ゴーレムをローテーションし、参加者はそのゴーレムと相性の良いチームを組んでダンジョンを制覇していく…

まさに死亡遊戯…!



いや、衛星ボウイさんがマシンパに力を入れるというので、ちょっと煽ってみたいだけです。

ロココとデートにも似ている(似てない?)



私ももう少しでサイコガンダムmark3に乗ることができるので…




ん?

(ゾイド)

んん?

先ずは、フェルゼンを造ります。

私のフレンド事情

こんばんは(*´-`)

200人まで拡張したフレンド枠もほぼ埋まったので、なんとなくフレンドリストを眺めていました。

登録順で見ると、初の野良ではないフレンドさんまでに28人のフレンドさんがいます…
案外多い?
冒険者からフレンドになったということは、当時のランクが近かった訳ですが、今はそれぞれの道を歩んでいる感じ。
一番低くて71
一番高くて365
ハイパーがいないのも落ち着く(*´-`)

基本的にフレンド枠がいっぱいになった時に、最終プレイから10日以上経っている方しか解除していません。

もちろん、Twitterで絡んだり募集したりしてフレンドになっていただいた方々も大切ですが、なんとなく一緒に歩いてきた冒険者の方々も大切にしたいです。

とはいえ、私は平気で地雷リーダーを使ったりしている身なので、いつ切られてもおかしくないとは思ってますが…

こうして集まっていただいたフレンドさんのお陰で…





いままで挑みもしなかったダンジョンを攻略できるようになりました(*´-`)

これからもよろしくお願いします!

皆様にありがとう

 うまくまとまったか分かりませんし、あとで書き直す可能性もありますが、『衛星ボウイは空を見る』を先ほど書き終えました。

 まずは、タイトルを貸してくださった衛星ボウイさん。
 本当にありがとうございました!
 最終話用のイラストまで描いていただいてしまって…。
 最初は無断で書こうとしていたけど、言って良かった。

 次に、イメージイラストを使わせていただいたkyonさん。
 あのイラストとブログタイトルのおかげで(せいで)書きたくなったのです。
 ブログでも私の秘境なブログの紹介をしていただいたり…。
 おかげさまで、埋まるはずがないと思ったフレンドリストもほぼ埋まりました!

 そして、星食いさん
 ありがとう!

 最後に、フレンド申請をしていただいた上に、ブログの感想まで下さったあなた!
 恥ずかしいし、恐れ多いので返信が控えめになってしまいましたが、感謝しております!
 本当に、ありがとうございます!

 あ、この物語はフィクションです。
 本当の衛星ボウイさんはヘルメットではなく、おしゃれな帽子を被っておられます。

『衛星ボウイは空を見る』エンディング

 すれ違う天体の引力全てを計算しながら活用し、グングンと勢いを増していく衛星ボウイ。
 彼の速度はすでに光速を超え、その運動エネルギーは彗星にも匹敵する。
 進路にある全ての天体の動きを計算により把握して星々の間を縫うように進んでいく技術、サテライトドロップス。
 衛星ボウイのヘルメットが計算補助を、スーツが衝撃から身を守ってくれなければとても実現できない技術だった。

「あれが、アテネムーンか、確かに素敵な星だなぁ」
 親指の先ほどになったアテネムーンを眺めてから、進行方向へと振り向いたときには彼の体は深い深い闇に飛び込んでいくところだった。
「うわっ」
-うぐっ
 闇から聴こえる小さなうめき声を聴くと同時に、衛星ボウイは再び気を失った。

「おい、ボウズ!起きろ!」
 埃っぽい地面に横たわる衛星ボウイは、乱暴な言葉とともに文字通り体を起こされた。
「うう、ここは…
 痛たたたたたたた。なんでこんなに体がぼろぼろなんだろう」
「お前はよくこの状況でそんなのんびりしていられるなぁ」
 衛星ボウイの首根っこを掴んで持ち上げている男が、呆れたように言ってその手を放す。
「おじさん、ここはどこなんだい?なんで僕は星に降りているんだろう」
「お、に、い、さ、ん。だ!ここに落ちてきた理由なら、俺が訊きたいね!
 人がぐっすりと眠っているところに突っ込んできやがって、あと30年は寝ていられたのにお前のエネルギーのせいですっかり目が覚めちまったよ」
 自分で訊いておきながら、衛星ボウイは何かを探し回っている。動くたびに立ち上る砂埃が彼の全身を汚していくのも気にならないようだ。
「ヘルメットが見つからないけど、おじさん知らない?」
 何を言っても無駄だと悟ったのか、男は黙ってヘルメットを投げ渡す。
「ありがとう。
なんだか、体が重いや」
 ヘルメットを被って落ち着いた衛星ボウイは、その場にくたっと座り込んだ。
 そして、この星に来て、初めて空を見た。

 見たこともないような、茜色の空が頭上に広がっている。ところどころに浮かんだ薄雲は光の加減で淡い紫色に染まり、橙色の恒星が地平線の少し上に浮かんでいた。
「これが、空?」
「夕焼けだな。もうすぐ夜になる」
「青空とは違うんだね」
「夜が明ければ、青空も見られるだろ」
「そっかぁ」

 静かにこぼれる涙を拭うこともなく、衛星ボウイは頭の中で呼びかける。
(爆弾タイガー、爆弾タイガー。こちら衛星ボウイ。僕は今、空を見ているよ)
 呼びかけが終わると、彼の体からがくんと力が抜け、吸い込まれるように眠りに就いた。

 しばらくして、目を開くと、そこには満天の星空が広がっていた。
 いつも見ている光景にほっとした衛星ボウイは、再び瞼を閉じた。

 瞼を閉じていても感じられる強い光に衛星ボウイは起こされた。

 そこには、雲一つない青空があった。
 ポスターで見たものよりも、淡い青。
 不意に訪れたその瞬間に、衛星ボウイは体が広がっていくような感覚に戸惑っていた。
 青空に自分が溶け込んでしまいそうな感覚に慣れると、湧き上がる幸せに涙が流れる。

(爆弾タイガー、爆弾タイガー。こちら衛星ボウイ。僕は今、青空を見ている)

「ありがとう、爆弾タイガー」
 涙を流しながら言う衛星ボウイを見て、星食いの男はふっと表情を和らげる。

「僕は今、青空を見ています」

『衛星ボウイは空を見る』4

 少し恥ずかしそうに星食いが言うと、爆弾タイガーの全身の毛が逆立った。隣に座る衛星ボウイは爆弾タイガーの変化に少し驚いたあと、星食いを興味深そうに見詰めている。
「星食いという存在については勉強したことがあります。会ったことはありませんが、知識として知っている星食いとあなたはずいぶん違うように見えます」
「わーっ!おいらはやっぱり死んじゃったんだー!ここは天国なんだ!」
「そうねぇ。星食いを扱った文献は古いものしかないから、違って見えるのも当たり前かもしれないわね」
「あー、ここが天国だったら、見たことのないおいらのご先祖様もいるのかな。おいら死んじゃったのか…」
「確かに、星食いの情報は少ない上に一番新しいものでも200年くらい前のものだったと思う」
「イヤだー!おいらはまだまだ死にたくない!」
「さ、トラさん、おいしいケーキもあるから是非召し上がってね」
 衛星ボウイと星食いが話している間ずっとわめいていた爆弾タイガーは、出されたケーキを見て目を輝かせた。そして、フォークを使って丁寧に食べ始めると、逆立っていた毛もおとなしくなり、顔いっぱいに幸せそうな微笑みを浮かべていた。

「星食いは星を食べて宇宙を荒らす。それくらいしか知られていないと思うわ。
 でも、私は美味しくないから、自然に生まれた星を食べることはないわ。他の星食いと会うことはほとんどないけれど、多くの星食いが自分で作るか、そうでなくとも食べる量を制限しているはずよぉ」

 星食いが言葉を切って紅茶を一口含み衛星ボウイの様子を見ると、ヘルメットの星から照射されたキーボードに向かって今聞いた話を熱心に打ち込んでいる。
「ふふふ、いい機会だからしっかり記録しておいてね。
 自分で作った星を食べていれば、宇宙に与える影響も少なくて済むけど、私たちは存在しているだけで星を食べしまうことがあるの。だから、食事中に飛び込んで来たポッドには驚いたわ」
「じゃあ、あの星はお姉さんが作ったの?」
「ふふふ、美味しそうだったでしょ?
ポッドが頑丈で良かったわね」
あくまでもにこやかに言う星食いに、ケーキを食べ終えて放心していた爆弾タイガーが飛び跳ねた。

「そうだよ!おいらたちが生きているのは分かったけど、ポッドが壊れちゃってたら帰る時間に間に合わないよ!」
爆弾タイガーの言葉に、衛星ボウイもハッとして時計を見た。星食いに飲まれた時よりも、1時間ほど針は進んでしまっている。
「お姉さん、僕たちのポッドはどこですか? まだお話をしたいのですが、そろそろ帰らないといけないんです」
 申し訳なさそうに衛星ボウイが言うと、星食いは奥の扉を指さした。そこには落ち着いた色の木製のドアがあり、装飾を施された文字で”外”と書かれていた。
「残念だけど、仕方ないわねぇ。ポッドは外の桟橋に置いてあるわ」
 星食いが言い終えるのを待たずに爆弾タイガーはドアから飛び出していく。衛星ボウイは名残惜しそうに紅茶を飲んで、星食いに手を差し出した。
「この星の名前は何というのですか?」
「ここはアテネムーンと呼んでいるわ。私が今まで見た中で一番素敵な星を、私が住めるようにしたものなの」
 衛星ボウイの差し出した手を取らずに、星食いは答える。
「最後に、あなたの名前を教えてもらえませんか?」
 衛星ボウイが手を出したまま尋ねると、星食いは少し寂しそうにため息を吐いて、答えた。

「私には名前を呼んでくれるような相手がいないの。だから、私は今まで名前を持ったことがない」
「そんなっ」
「だから、今度会う時にあなたが付けてくれないかしら。
 あなたとなら、また会えそうな気がするから」
 ふんわりと微笑んで衛星ボウイの手をしっかりと握ると、まだ名前のない星食いは手をつないだままドアへと向かう。

「もう、なにやってるのさ!大変なんだよ、やっぱりポッドは故障しちゃってるんだ!」
 外では爆弾タイガーがプンプンとポッドの周りを飛び回っている。桟橋に着けられているポッドの見た目は出発時と変わっていないように見えるが、星食いに飲み込まれた時の過負荷でセンサー系が壊れてしまったようだ。
「だから、おいら考えたんだ。おいらはこのポッドを修理してから帰る。
 衛星ボウイ、君はサテライトドロップスで先に帰るんだ!」
「治すのにどれくらいかかりそう?」
「一日かければ、何とかなると思う。だから、君が先に帰って仕事を済ませたら、おいらがいないことをうまく誤魔化してほしいんだよ」
 胸を張って指を突きつける爆弾タイガーの姿に、衛星ボウイは今まで感じたことのない胸を締め付けられるような気持ちになった。
「分かったよ、君がそこまで言うのなら、僕は先に帰る。でも、帰ったらすぐにおじいさんに連絡を取って迎えに来るから、待っていてほしいんだ」
 爆弾タイガーが黙って親指を立てると、衛星ボウイも親指を立てて見せた。

「今度会う時には、素敵な名前を持ってくるから、彼をよろしくお願いします」
「任せて!期待して、待っているわねぇ」
 星食いへの挨拶も済ませた衛星ボウイはホームポイントへ帰るため、装備の確認と準備体操を行う。乗り物を使わずに宇宙を航るためには、どれほど小さな問題もあってはならない。

「サテライトドロップス、起動!
 アテネムーンからホームポイントへ!」
 ぐぐぐっと足に力を貯めてから、衛星ボウイは宇宙へと力強く飛び立った。

『衛星ボウイは空を見る』3

間が空いたのは、みんなラブライブのおかげ。

「着いたみたい」
 衛星ボウイがスイッチを押した時に窓を覆った膜が消え、目の前には一つの星が浮かんでいた。
「ええ?だって、まだボタンを押したばっかり…、ってもう三時間も経ってる!」
「えええ!三時間?本当だ!
 思っていたよりも遠くに来ちゃったみたいだけど、君はどんな設定をしたんだい?」
 体感時間とのギャップに驚いた爆弾タイガーの発言に、衛星ボウイが呆れたように言う。ポッドでの移動は宇宙ひも理論を博士が応用した技術によって距離と時間を圧縮して行うため、きちんと設定を行わないととんでもない距離を進んでしまうのだ。
「おいらは”大気のある惑星”で検索させただけだよ!」
「来ちゃったものは仕方ないけど、帰る時間を考えるとあんまりいられないなぁ」
 ため息混じりに言ってから、衛星ボウイは目の前にある星の状態を確認し始めた。
「おかしいな、あの星に関するデータが無い。僕の観測宙域から出ているとはいえ、ポッドのデータベースにも入っていない」
「目の前にあるのにね。
 それにしても、なんだかお菓子みたいなほしだね!早く降りてみたいな」
 爆弾タイガーの言うように、目の前に浮かんでいる星はデコレーションを施したケーキのような見た目をしている。全体的にクリームを塗ったように白く、ところどころ露出している地面はココアのような色をしている。生えている木もストロベリーチョコのようなピンク色の葉を付けている。
「まだ大気の状態も確認できてないから、危なくて降りられないよ。
 それに、お菓子の星なんて行ったら、魔女のおばあさんに食べられちゃうかもしれないよ?」
 ポッドのアンテナを操作して星の分析をしている衛星ボウイが、ちらりと星に視線を投げて言う。データに無いという時点で衛星ボウイにとっては降りてはいけない星なのだが、未知の星への興味の方が勝ったようだ。
「それよりもおいらが気になるのは、他の星が見えないことなんだけど」
 目の前の星に気を取られていたが、肉眼で見える範囲に星の光は一つも見えなかった。
「うん、あの星は降りても問題無いみた…
 タイガー後ろを見て!」

 衛星ボウイがモニターから顔を上げて振り返ると、そこには宇宙の色よりもなお暗い空間が広がり、今にもポッドを飲み込もうとするところだった。

-いただきまーす

「え?」
 振り返った瞬間、かすかに聴こえた声を爆弾タイガーの耳が捉えたが、その時にはポッドも星も闇に飲み込まれていた。

「二人ともお茶が入りましたよ」
 柔らかな女性の声に二人の意識が覚醒する。クリーム色を基調とした壁に囲まれた部屋には至る所に花が飾られており、良い香りが漂っている。
「良い匂いがするね、タイガー」
「そうだね衛星ボウイ。花の匂いとケーキの匂いで良い気持ちだよ。天国かなぁ」
「ブラックホールみたいなのに飲み込まれて、天国に来ちゃったのか。おじいさんが心配しているかも」
 ふかふかのソファに横たわりながら、衛星ボウイと爆弾タイガーがぼんやりとしているのを、紅茶のカップをテーブルに置いた女性が微笑みながら眺めている。
「ごめんなさいねぇ。あんなところに人がいるとは思っていなかったものだから」
 ようやく女性に気付いた二人はお互いの格好を見て居住まいを正した。
「食事中は特に気を付けていたのだけれど、どうやってここまで来たのかしら?」
 おっとりと小首を傾げながら尋ねる女性に、二人は顔を見合わせている。
「僕たちはポッドに乗って空を見るために来ました」
 衛星ボウイが少し緊張気味に答えると、その隣で爆弾タイガーが恐る恐るカップに口を付けた。猫舌のタイガーにもちょうどいい温度の紅茶が、頭をすっきりさせる。
「そのためにおいらたちは空気のある星に来たんだけど…
 あのお菓子みたいな星はどうなったんだろう」

「あの星なら、私が食べたわよぉ。
 私は星食いだからねぇ」

『衛星ボウイは空を見る』2

一つ前の記事から続きます。

「青空? 青空って、まさか」
「そう!君が本当に小さい時から気に入っているこのポスターと同じ、青空だよ!」
 そう言って爆弾タイガーは壁に貼られたポスターの前で両手を広げた。地平線と雲一つない青空だけの写真を引き伸ばしたこのポスターは、衛星ボウイの2歳の誕生日に育ての親である博士が送ったものだ。
「それは、でも、僕にはおじいさんに言われている天体観測があるから、行けないよ」
 爆弾タイガーの提案に目を輝かせた衛星ボウイだったが、すぐに目を日記に戻した。
「行けるさ!」
「行けないよ!」
「どうして行けないのさ?」
「だから、天体観測が」
 元気なく答える衛星ボウイを手で制し、ネクタイを(着ぐるみにはネクタイも着いているのだ)直した爆弾タイガーは、今度は本棚の方へ移動して一冊の本を取り出した。
「いいかい、衛星ボウイ。君が観測をしてきた10年間で、一度でも先生の予測がずれたことがあったかい?」
「それは無いよ。3歳の誕生日に最初の日記帳と天体運行表をもらってから、一度だってずれたことは無い。おじいさんに間違いは無いんだ」
「そう、それだ!おいらは常々思っていたんだよ」
「何を?」
「一日くらい、いや、半日くらい休んだって良いんじゃないかって!」
 本棚に日記帳を戻して、ベッドに飛び込みながら爆弾タイガーは叫んだ。そして、小声で続ける。
「今から出かけて、明日の観測終了時刻までに帰って来れば、予定表のチェックはできる。間違いが起こることがないなら、見ていても見ていなくても、結果は同じはずだろう?」
「そうかもしれないけど」
「別においらはサボれって言っているわけじゃないんだ、ちゃんと時間内に帰って来て、残り時間でもきちんと君の仕事が終わらせることができるから、誘っているんだよ」
爆弾タイガーが腰に手を当ててまっすぐに衛星ボウイを見つめる。衛星ボウイの目がしばらく迷った後、爆弾タイガーの目をしっかりと受け止めた。

 衛星ボウイと爆弾タイガーはタイガーたちがてきぱきと働く部屋を足早に歩いていた。辺りにはパン屋かお菓子屋と思うほどのバターのいい香りが漂っている。
「ここはいつ来ても良い匂いがするね。タイガーがたくさんいるからかな?」
「それは間違いないね、なんといってもおいらたちタイガーは先生がバターから作ったんだから」
 そこここで働いているトラの着ぐるみにしか見えないタイガーたちは、博士がバターから生み出した生命体だ。あるとき読んだ本に書かれていたトラがバターにされる話にヒントを得て、バターからトラを生み出すことに成功したのである。
「暑いと溶けちゃうんだっけ?」
「ある程度はこの皮で耐えられるけど、暑すぎるとだめだね」
「ふーん」

「よしよし、いつでも出られるようになってるね」
 二人の前には博士がちょっとした用事の時に使う、小型のポッドが置かれている。剥きたてのゆで卵のようにつるりとした楕円形のボディには、衛星ボウイをデフォルメした絵が描かれている。博士が衛星ボウイを連れて外に出るときは、必ずこのポッドを使っているので、ある日爆弾タイガーが落書きしたものだ。
「このポッドで行けるくらいの範囲なら必ず帰って来られるし、もし間に合わなそうだったら君はサテライトドロップスを使って帰ればいい」
 出発前の点検を行いながら爆弾タイガーは衛星ボウイに言った。
「外で使ったことは無いけど、この宙域だったらどこからでも帰って来られるよ」
 点検をする爆弾タイガーの姿を眺めながら、衛星ボウイは答える。その手にはグミの袋があり、今回のお出かけの荷物はそれだけのようだった。
「よし、点検も完了!おいらってばなかなかどうしてしっかり者だな!」

「じゃあ、出発しよう!」
「あ、大事なことを忘れてた」
 ポッドに乗り込んだ二人は小さなテーブルを挟むように座っている。
 爆弾タイガーがテーブルの側面を指でたたくと、テーブルの真ん中に赤いスイッチが現れた。
「さあ、出発だ!衛星ボウイこのボタンを押してみたまえ」

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